ブラック企業で鬱になり、ホワイト企業に転職成功した崖っぷちOL

ブラック企業で鬱になり、ホワイト企業に転職するまでのOLの道のりと、少し日常をつらつらと。

ブラック企業のチェックリスト①【給料・環境編】

うにです。

 

ブラック企業で身を削ってるみなさん、本当に毎日おつかれさまです。

ブラック企業で働くって、自分の価値とか、すこ〜しだけあった自信みたいなものが粉々にされていくので、辛いですよね。

これまで数々のブラック企業に挑んできた、スーパーブラック企業マスターの私。

「逆に引きがいいのでは?」と、謎のプラス思考で自分を騙そうとしたことは数知れず。

そんな私が思う、これはブラック確定!と思うチェックリストを勝手に作成。体験談の元に語ります。

 

リスト①として、「給料・環境」編です。どうぞ~。

 

■1.「有給? なんの予定があるの?」

圧倒的一位はこれかなと思います。

有給をとろうと上司に相談(申請ではないです、あくまで相談)したもんなら、怒涛の質問攻撃が待ち構えています。

•なんでとるの?

•それは土日(会社定休日)じゃだめなの?

などなど……。そのなかでも私が1番震えたのはこの質問です。

 

「みんなが働いているときに、お金もらって休んで、心が痛くならないの?」

 

これ以上の質問には私の心が耐えられないと思い取り下げました。

 

■2.業務時間外に「女性社員だけ」全力で掃除

始業時間がam8:30の会社に勤めていたときのことです。でもその開始時間はあくまで「紙の上」でのあってないような話。なぜか、「7:50にはロッカーに着くように来てね」と言われます。そして、女性社員だけで、8:20まで全力で掃除。デスク拭く、床掃除、受付の窓吹くなどなど。

始業前だけではありません。pm5:15以降の定時時間が過ぎて「退勤をしたあとに」女性社員だけで、床掃除や、トイレ掃除をします。

これは、2000年代の本当にあった話ですよ。

 

■3.勤務中の移動は「自分の車」でガソリン代支給なし

事務職でしたが、月に2回ほどお客さまへの訪問する業務がありました。

その際の移動はマイカーで、ガソリン代も自己負担でした。最初こそ支給はあったものの、業績の悪化とともに、月3,000円あった支給がいつの間にかなくなっていました。

 

■4.社内どこでもタバコ吸い放題

健康経営が叫ばれている現代社会なんてお構いなしに、タバコをデスクでスパスパ吸っていましたね。デスクだけでなく、お昼ごはんをとる休憩室でもみんな吸うもんだから、タバコが苦手な私は途中からお昼は自分の車でとるようになりました。

入社当時に衝撃だったのが、社長がタバコを吸いながら会社に入ってきたことです。どこの取立て屋かと思ったものです。

 

■5.残業代がでない(上司に事前申請し許可どり必要)

残業代なんて当然のように出ませんし、業務上本当に必要なときも、「○○の期限が明日までなので、残業してもよろしいでしょうか。1時間の予定です。よろしくお願いいたします。」と口頭で申請が必要だから、みんな面倒なのか、サービス残業でやっていました。私も業務に慣れない最初こそ勇気を振り絞って申請しましたが、「変な人」扱いされたので、それからというものとにかく必死に業務時間内に終わらせるようにしました。

 

これは、昭和ではなく2000年代の話で、今改めて書くとすごい企業にいたのだと思いました。

次回は、【やばい上司・社長編】です。