ブラック企業で鬱になり、ホワイト企業に転職成功した崖っぷちOL

ブラック企業で鬱になり、ホワイト企業に転職するまでのOLの道のりと、少し日常をつらつらと。

ブラック企業のチェックリスト③【制度編】

うにです。

 

ブラック企業で身を削ってるみなさん、本当に毎日おつかれさまです。

引き続きブラック企業だと思うチェックリストを勝手に作成。体験談を元に語ります。

 

リスト③として、「制度」編です。どうぞ~。

 

■9.女性社員が結婚すると自動的に「退職」の道へ

産休・育休制度なんて素晴らしい制度はないので、女性社員は結婚したら即退職の道に追いやられます。そのため、在籍している女性の正社員は「全員独身」です。

結婚してお子さんがいらっしゃる方は社員には皆無、みなさんパートさんでした。

 

その事実を知ったのは、まだなにも知らない入社当時の純粋な(?)時代に、先輩との会話で転職の話の流れになったとき「○○さんはこの会社に何年くらいいる予定ですか?」と聞いたときのことでした。

 

「え? 結婚したら退職しなきゃいけないから、そもそも長くいられないよ。結婚して戻ってくる人なんて聞いたことないし」

 

そこで、この会社はやばいかもしれないと気付き始めました。

■10.就業規則がない

就業規則が開示されていません。ですので、なにかおかしいと感じることがあっても「規則にはこう書いているのですが」という話ができません。

ほぼすべて「暗黙のルール」を先輩に聞いて動いていました。でも人によって言うことが違うから、結局何が正しいのか模索していた日々でした。

 

 

第三弾はここまでです。

ホワイト企業で働けている現在、時代錯誤な会社で働いてたなぁと感じ、今の環境で当たり前に働けていることに改めて感謝しました。

 

今、ブラック企業で働いている方、ホワイト企業は必ずあります。

もし転職して多少給料が下がったとしても、幸福度は格段にあがります。

ブラックで長く勤めても未来はないし、気付かなくても「自分の存在」が少しずつ削られ、気付いたときには手遅れになっていることが多いと思います。

 

すぐ転職しなくても、少し休むという手もあります。

逃げることは卑怯な道ではありません。自分にとっての最善の道を探しましょう。

ブラック企業のチェックリスト②【やばい上司・社長編】

うにです。

 

ブラック企業で身を削ってるみなさん、本当に毎日おつかれさまです。

引き続きブラック企業だと思うチェックリストを勝手に作成。体験談を元に語ります。

 

リスト②として、「やばい上司・社長」編です。どうぞ~。

 

■5.「ワンマン経営」

とにかく「社長の言うことは絶対!」なところが多いです。

社長が右と言ったら右。他の意見なんてとおりません。なにか意見しようもんなら、全力でつぶされます……。

■6.社長の足に使われる

終業の定時時間まであと少し。帰る準備を少しずつ始めると社長から着信が……。

(もちろん、会社から携帯電話(当時)を支給されることはないので、自分の携帯で会社の人とのやりとりをします)

 

「今さ、○○にいるから○○(大体飲み屋)まで送ってくれない? 定時前だけどもうそのまま上がっていいからさ。よろしく~」

 

業務中のおつかいですらガソリン代でないのに、業務外にも足に使われていました。コーヒーのひとつでも奢ってくれたらまだ気持ちは安らかになるのに、そんなことも当然なく。多いときだと週に3回。しがないOLの給料からどんどんしぼりとっていく人でした。

■7.ミスをすると上司が見せしめのように怒鳴る

ミスをすると、遠くの上司から呼ばれて怒鳴られます。

とにかく大きい声で威圧するタイプと、ネチネチと30分以上責めるタイプの人を見たことがあります。どちらにしても、社内の雰囲気が最悪になります。

「俺が怒ったら怖いんだからな」と、見せしめをしているようでした。

 

第二弾はここまでです。

狭い世界で、威張っている人たちが多かったです。ガソリン代の自己負担は今思い返しても悔しい。弁護士さんに相談したらどうにかなるのかな……。

 

次回は、【制度編】です。

ブラック企業のチェックリスト①【給料・環境編】

うにです。

 

ブラック企業で身を削ってるみなさん、本当に毎日おつかれさまです。

ブラック企業で働くって、自分の価値とか、すこ〜しだけあった自信みたいなものが粉々にされていくので、辛いですよね。

これまで数々のブラック企業に挑んできた、スーパーブラック企業マスターの私。

「逆に引きがいいのでは?」と、謎のプラス思考で自分を騙そうとしたことは数知れず。

そんな私が思う、これはブラック確定!と思うチェックリストを勝手に作成。体験談の元に語ります。

 

リスト①として、「給料・環境」編です。どうぞ~。

 

■1.「有給? なんの予定があるの?」

圧倒的一位はこれかなと思います。

有給をとろうと上司に相談(申請ではないです、あくまで相談)したもんなら、怒涛の質問攻撃が待ち構えています。

•なんでとるの?

•それは土日(会社定休日)じゃだめなの?

などなど……。そのなかでも私が1番震えたのはこの質問です。

 

「みんなが働いているときに、お金もらって休んで、心が痛くならないの?」

 

これ以上の質問には私の心が耐えられないと思い取り下げました。

 

■2.業務時間外に「女性社員だけ」全力で掃除

始業時間がam8:30の会社に勤めていたときのことです。でもその開始時間はあくまで「紙の上」でのあってないような話。なぜか、「7:50にはロッカーに着くように来てね」と言われます。そして、女性社員だけで、8:20まで全力で掃除。デスク拭く、床掃除、受付の窓吹くなどなど。

始業前だけではありません。pm5:15以降の定時時間が過ぎて「退勤をしたあとに」女性社員だけで、床掃除や、トイレ掃除をします。

これは、2000年代の本当にあった話ですよ。

 

■3.勤務中の移動は「自分の車」でガソリン代支給なし

事務職でしたが、月に2回ほどお客さまへの訪問する業務がありました。

その際の移動はマイカーで、ガソリン代も自己負担でした。最初こそ支給はあったものの、業績の悪化とともに、月3,000円あった支給がいつの間にかなくなっていました。

 

■4.社内どこでもタバコ吸い放題

健康経営が叫ばれている現代社会なんてお構いなしに、タバコをデスクでスパスパ吸っていましたね。デスクだけでなく、お昼ごはんをとる休憩室でもみんな吸うもんだから、タバコが苦手な私は途中からお昼は自分の車でとるようになりました。

入社当時に衝撃だったのが、社長がタバコを吸いながら会社に入ってきたことです。どこの取立て屋かと思ったものです。

 

■5.残業代がでない(上司に事前申請し許可どり必要)

残業代なんて当然のように出ませんし、業務上本当に必要なときも、「○○の期限が明日までなので、残業してもよろしいでしょうか。1時間の予定です。よろしくお願いいたします。」と口頭で申請が必要だから、みんな面倒なのか、サービス残業でやっていました。私も業務に慣れない最初こそ勇気を振り絞って申請しましたが、「変な人」扱いされたので、それからというものとにかく必死に業務時間内に終わらせるようにしました。

 

これは、昭和ではなく2000年代の話で、今改めて書くとすごい企業にいたのだと思いました。

次回は、【やばい上司・社長編】です。

 

転職しても転職してもブラック企業

「うに」と申します。

 

このブログでは、ホワイトを目指して転職すれど転職すれど、ことごとくブラック企業に導かれてしまう残念な私の、どうしたらホワイト企業に転職するに至ったのかを語ります。

 

簡単な私の経歴は以下のとおりです。

 

•専門学校を卒業

   ↓

•零細建設業の事務員(という名のなんでも屋

……ファーストブラックと定義

   ↓

•零細広告代理店の経理•総務(という名のパシリ)

……セカンドブラックと定義

   ↓

•中小企業の食品卸売会社の経理(という名の奴隷)

……ラストブラックと定義

 

今は初めて有給を自由に使えるホワイト企業で働ける喜びを噛み締め、5年目になります。

 

次の記事から、私が思うブラック企業や、ブラックで働いた歴史と、ホワイトって夢物語だと思ってたけど本当に存在するんだという話をつづっていきます。